CO2の増加を主な原因とした地球温暖化の影響で、日本だけではなく世界中でこれまで経験したことのない記録的な暑さや、異常気象に見舞われています。そんな中、熱中症リスクの回避を目的としてマスク着用が緩和傾向にあるものの、新型コロナウイルスの収束は未だ見えない…という厳しい夏に。
そこで、暑さ・環境問題・コロナ対策の観点から暑い夏を乗り切るための、簡単な工夫をご紹介します!
お家で簡単にできるエコな暑さ対策
風の通り道を作る
お部屋にあたたかい空気が溜まっているときは、窓を開けて空気の入れ替えをしてから冷房をつけましょう。空気がよく流れるように、風通しを遮っている扉や家具はないかチェックしておくと良いですね。冷房を使用するときは、扇風機を効果的に活用することで、冷たい空気を循環させることができます。
素材を工夫する
洋服や枕カバー、シーツなどの寝具の素材を、通気性や吸水性の高いリネンなどの麻や、肌触りの良いコットンに変えたり、ラグマットをい草に変えたりすることで、肌に触れるものから涼しさを感じることができます。自然素材は、石油を原料とする化学繊維と異なり、静電気が発生しにくく、帯電による埃や花粉などの付着を防ぐというメリットもあります。
目で涼しさを感じる
色にはそれぞれイメージや心理的な効果がありますが、青や水色などの寒色系の色は、リラックス状態の時に活発になる副交感神経に作用し、体感温度を下げる効果があるとも言われています。クッションカバーやテーブルウェアなどのインテリアに寒色系のものを取り入れると涼しく感じられます。
外出するときはマスクとハッカ油で子供を守る
熱中症とコロナどちらを取る?
新型コロナウイルスは変異を続け、感染力がより強い株の系統に置き換わることも。全国でも新規陽性者は急増し、過去最多となる地域も続出している中、子どもの感染もますます増えています。熱中症と新型コロナウイルス、どちらから身を守れば良いのか迷う場面も増えるはず。そこで、カンキョーダイナリーでは、涼しくマスクを着用する方法を伝授します。
使用するのは「ハッカ油」。ハッカ油は「ハッカソウ」というミントから抽出された植物由来の油。メントール成分が含まれ、独特のスーッとした香りと清涼感があり、マスクの外側に付ければ爽快な気分になること間違いなし。顔の周囲がひんやりして体感温度を下げながら、ウイルスからも身を守ることができます。
ハッカ油なら虫除け効果のおまけつき
さらに、ハッカ油には虫除け、防虫効果も期待できるのをご存知ですか?夏場のレジャーでお馴染みの、ブヨやヌカカといった吸血害虫を寄せ付けない効果も期待できるんです。ハッカ油を活用すれば、マスクを嫌がる子どもでも「熱中症」「新型コロナ」「虫」から身を守って、楽しい夏休みを過ごすことができそうですね!
ハッカスプレーの作り方
より使い勝手がよくなるハッカスプレーの簡単な作り方をご紹介!
用意するもの
- 水……………………90ml(水道水でOK)
- 無水エタノール……10ml(ドラックストアで購入可能)
- ハッカ油……………適量(お好みの清涼感で数滴)
- スプレーボトル(レシチン製のボトルは不可)
作り方
1.スプレーボトルに無水エタノールを入れる
2.ハッカ油を数滴たらして混ぜる
3.水を入れ、混ぜ合わせれば完成!
使い方
マスクの外側に1プッシュします。
※ハッカ油は刺激が強いため、皮膚が直接あたる側には使用しないでください。
省エネでできるエコな暑さ&コロナ対策で夏も乗りろう
「昔はこんなに暑くなかったのに...」と年々少しずつ気温が上がっていることを肌で感じる人も多い夏。できるだけ環境に優しい暑さ対策をしつつ、ウイルスや花粉、紫外線などから身を守るためのマスクもしっかりと着用できるようなハッカ油を活用したアイデアをご紹介しました。
体調を崩しやすい夏を少しでも快適に過ごしながら、楽しくエコにも取り組めるので、是非お試し下さい!