実際にやってみよう!行ってみよう!をお届けするコラム。地球に良いことやってみた!
これって環境に良いんじゃない?/最近話題のエコな場所って?/環境に配慮した新サービスってどうやって使うの? etc…
実際に行動して得た、生の情報をお届けします!
目次
平日のお仕事や休日のお買い物、日々生活をしていて必ずと行ってもいいほど利用しているのが自動車や電車などの「移動手段」です。
昨今、環境問題の側面では一人あたりが移動する際のCO₂排出量に注目した取り組みが増加しています。カンキョーダイナリーでも、この移動手段におけるCO₂排出量について「 スマートムーブ」の記事で取り上げました。今回はそんなスマートムーブに関するやってみたをお届け!
題して、
「電気を使わない自転車が最もエコな移動手段なんじゃない!?
気になる展示会まで自転車で移動してみたー!」
スマートムーブ(smart move)って?
まず初めにスマートムーブについて少しだけ簡単に知っておきましょう!
スマートムーブとは、日々の暮らしの中での「移動」について、地球温暖化の原因の一つとされるCO₂の排出量の少ない方法を選択しようというもの。移動をエコにするライフスタイルとも言えます。
一人が1km移動する時のCO₂排出量を移動手段ごとに見ていくと、自動車では145g、飛行機では102g、バスでは66g、鉄道では20g、自転車や徒歩ではもちろんCO₂排出量は0gという調査結果でした。ということで一人あたりの移動では 自動車の利用が最もCO₂を排出しているようです。
また、私たちの日々の生活から排出されるCO₂の内訳を調べると、照明・家電製品の使用の次に多いのが自動車に起因するもので、23.7%と 全体の約4分の1以上を占めていることがわかりました。自家用車は便利ではありますが、バスや鉄道などの公共交通機関は一人当たりのCO₂排出量が自家用車と比べて少なくなります。マイカーでの移動を見直すだけでも、地球に優しい暮らし方につながるのです。
\スマートムーブについてもっと詳しく!/
\飛行機での移動が恥ずかしい?/
本当にエコな移動手段は?
上記の図からも、電動自転車、自転車、徒歩はCO₂排出が比較的少ない移動手段であることがわかりますが、このうち電動自転車(電動アシスト付き自転車)は少量ですが電気の力を使った移動手段。この電気が火力発電や原子力発電由来の電気であると、それもまた、 電気を使うたびにCO₂排出に結びついてしまいます。
すなわち、移動手段として最も環境に配慮できているのは「 電気を使わない自転車」と「 徒歩」なんですね!
環境目線で見る移動手段における課題
❑ 家庭からのCO₂排出量の内訳では自動車からの排出が照明・家電に次いで2位!
❑ 1kmの移動で一人あたりのCO₂排出量が多いのは自動車!
❑ 自転車でも電気を使う自転車の場合は完全にCO₂排出ゼロとは言えない!
電気を使わない自転車で地球にやさしく移動してみた!
都内某所で環境問題に関する展示会が
あるらしい!
12月某日…
スタッフの元にこんな招待状が届きました。
「 SDGs Week EXPO 2023」
環境問題を扱うオウンドメディアのスタッフとしてこの市場調査は欠かせない!
会場は国際展示場(東京ビッグサイト)。今いる場所は日本橋。
カンキョーダイナリー運営本部から展示会会場までのルート(画像タップで地図詳細を見る)
「 自転車で行ける!」
こうしてこのスマートムーブの企画が動き出しました。
ちなみに…
今回自転車で移動する距離は往復で約16km。
調査してみると、同じ距離を自動車で移動した際の 排出二酸化炭素量を計算することができるサービスを見つけました。
こちらで算出した結果、自動車と自転車の排出二酸化炭素量を比較するとこうなりました!
16kmを自動車で移動した場合の排出二酸化炭素量は約4kg!自転車移動ならこの二酸化炭素を ゼロにしながら移動できます!そう考えるとすごい環境配慮だと思いませんか?
電気を使わない自転車でいざ移動!
画像タップでアニメーションスタート!
思い立ったが吉日。ということで、すぐに電動アシストなしの自転車にまたがります。
到着時間の差を検証するため、他のスタッフはバスで会場に向かうそうです。
「行ってきます!」
門出を他のスタッフが気の毒そうに見送ってくれました。
軽快な走り出し!しかし終盤で試練が…
画像タップでアニメーションスタート!
スタートから数十分、都心の道を軽快に走ります。
同じように シェアサイクルで自転車移動するサラリーマンの方も時々目にしました。
使う時だけ自転車を借りて、目的地付近で乗り捨てることもできるシェアサイクルのサービス。
ちょっとした移動にはもってこいですよね。
そんなことを考えながら走っていると、終盤で大きな壁にぶつかりました。
それが晴海と豊洲を結ぶ橋「晴海大橋」。
橋は弧を描いて対岸にかかっているので中間地点までは長い坂道。
アシストなし自転車の大変さをここで味わいました…。
画像タップでアニメーションスタート!
橋を渡り切ると激しく息切れ。
予定にはありませんでしたが、合間に見つけた公園で水分補給をしました。ふと思い立って給水スポットを探してみましたが、現在は様々な場所に無料の給水スポットや水飲み場があるおかげで、自動販売機でペットボトル飲料を買わなくても水分補給できるのが嬉しいですね!過去に運営スタッフが給水スポットを周りながらウォーキングした様子も下記に掲載されています。ぜひご覧ください!
\無料で利用できる給水スポット巡り!/
展示会会場に到着!
展示会会場に到着!
努力の甲斐もあり、同時に会社を出発したバス移動組とほとんど同じ時間に会場に着くことができました。
とはいえメインの市場調査はこれから。
会場に着いた運営スタッフみんなで環境問題についての最新技術やエコに関連するビジネスについて学んできます。
ひとまず自転車での移動、お疲れ様でした!
それでは、次回のやってみたもお楽しみに!
実際にやってみた感想
❑ 一番エコな移動方法は自転車!都内の移動は道も整備されていてスムーズ!
❑ 1番の難所は橋!なだらかでも長い坂道に苦戦しました…
❑ 普段自転車で移動しないような距離を走り終えると大きな達成感が!地球に優しく健康的にも活動できたことでポジティブな気持ちに繋がった!
\次回の"やってみた!"は?/
豆知識メモ|環境問題と自転車に関連するアレコレ
スマートムーブで削減できるCO₂量を木に換算すると…?
カンキョーダイナリーを運営する大昭和紙工産業株式会社ではCSR活動の一環として長野県信濃町に「カンキョーダイナリーの森」を設立し、毎年カラマツの木の植樹を実施しています。カラマツの木一本が生涯吸収すると言われている二酸化炭素量は 約250kg。今回の企画の自転車移動では自動車での移動に比べて16kmで約4kgの排出二酸化炭素量を削減できました。
つまり…?
カラマツの木一本が吸収する二酸化炭素量と同じ二酸化炭素量を削減するには自転車で 1,000km走らないといけないことがわかりました…。自然の力は偉大ですね…!
しかし、自転車移動が地球にやさしいことは事実。カンキョーダイナリー運営メンバーの一人として、できる限り二酸化炭素削減に向け努力を尽くしたいと思います!
\カンキョーダイナリー運営企業が取り組む活動レポート!/