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紙袋の底で発見!環境問題解決のヒント

紙袋の底で発見!環境問題解決のヒント

運営会社 大昭和紙工産業(株)トップメッセージ

「紙だって木を切って環境に悪いじゃないか。」


我々が環境問題に対して真剣に取り組み始めた頃、必ず投げかけられたお客様からのお言葉です。

地球規模でプラスチックごみ問題が騒がれ始める前から我々大昭和グループは、太陽と水によって育てられる地球から少しだけお借りして製造された「紙」を主原料とするパッケージ製品の製造販売を担ってきました。そして、少しでも地球の循環の中に自然に溶け込める形で社会に貢献すべく努力してきました。しかしながら、環境問題という広範囲に渡る問題をご理解いただくためには、本当に言葉を尽くしていかなければならないと痛感したのが冒頭のお言葉を頂戴した時です。

我々は「環境問題解決カンパニー」へと進化することを会社全体の目標と定めています。

その新しい姿になる為には、自分達自身が「完全理論武装」をしなくてはならないと決意し、誰よりも環境問題に関する勉強をして、それを当社と接点をいただくすべての方々に分かりやすい言葉でお伝えすることに情熱を持って取り組んでいます。その結果として我々の製品をご採用いただき、それが地球環境問題の解決に少しでも貢献できたらと思っています。

環境問題解決カンパニー 大昭和

学んで伝えて学んで伝えて学んで伝えて参ります。


紙袋屋が考える、環境問題解決のヒント

①持続可能な資源である木を使う

枯渇資源である石油から作られたプラスチックに対して、紙の原材料である木は、植樹や適切な森林管理を行うことで再生が可能。また、木はCO2を吸収するため、役目を果たし焼却処分されたとしてもカーボンニュートラルなサイクルを生み出すことができます。

②生分解し自然に還るものを選ぶ

海に流れ出しても分解しきれず、マイクロプラスチックとなって恒久的に海に漂うプラスチック。一方紙は、自然由来の素材で作られているので、自然の条件下で分解されます。ごみが意図せず土壌や海洋に流出してしまう可能性を考えると、『紙に置き換えられるものは紙に置き換える』という選択をする企業が増えています。


木を適切に使うことこそ環境対策!

過剰な伐採は控えるべきですが、同時に森林を管理し、有効活用していくことも大切。日本は戦後、不足していた木材資源調達のために、国策として各地に木を植えてきました。木はおよそ40~50年で成長し、現在では当時植えた木材がいつでも収穫できる状況になっています。にもかかわらず、手付かずのまま放置されている森林が多く存在しているのです。

森林を放置すると、木が密集しすぎて本来成長すべき若木が育たなかったり、管理が行き届かず土砂崩れの原因につながったりと、さまざまな問題を引き起こしてしまいます。さらに、木は成長しきると光合成の作用が緩やかになり、二酸化炭素の吸収率も下がると言われています。

つまり、計画的に木材を収穫・植樹していくことは、健全な森林の保全のみならず、CO2削減による地球温暖化防止にもつながっているという視点もあるのです。適切に「植え」「育て」「間伐し」「収穫する」このサイクルを回すことこそ、地球にも人にもやさしい取り組みだと私たちは考えています。

「紙は森林資源の無駄遣い?」

環境・社会への取り組み


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